# --- Kifu for Windows V6.32 棋譜ファイル --- 開始日時:2009/08/16 10:00 棋戦:第27回シュヴァリエカップ1回戦 持ち時間:0時間30分 消費時間:115▲30△29 場所:駒込サロン 手合割:平手   先手:藤田麻衣子1級 後手:船戸陽子二段 手数----指手-- *1dayトーナメント4度目の優勝を目指す船戸陽子二段と、初優勝を目指す藤田麻衣子1級との対戦。 *と金が4枚出て藤田1級の先手と決まった。 * *(棋譜・コメント入力=青葉) 1 7六歩(77) *午前10時、対局開始。 2 3四歩(33) *本日の商品は高級ワイン。ソムリエの資格を持つ船戸は、開始前からやる気十二分。 3 2六歩(27) *ウェブページ運営やどうぶつしょうぎなど、LPSAのデザイン部門を一手に担う藤田。昨日は遅くまで、来年度の詰め将棋カレンダーを校正していた。 4 4四歩(43) *船戸は居飛車、振り飛車、何でも指しこなせるオールラウンダー。 5 2五歩(26) *藤田は居飛車党。 6 3三角(22) 7 4八銀(39) 8 3二銀(31) 9 5六歩(57) 10 4三銀(32) 11 6八玉(59) 12 5四歩(53) *態度を明らかにしない。居飛車、振り飛車、まだいずれも指せる。 13 7八玉(68) 14 3二金(41) 15 5八金(49) 16 6二銀(71) 17 7七角(88) 18 4一玉(51) *これで相居飛車確定。 19 8八銀(79) 20 1四歩(13) 21 6八角(77) 22 2二角(33) *ノータイムで。やや凝った動き。 23 2四歩(25) *飛車先の歩を交換できるのは、通常は大きなポイント。 24 同 歩(23) 25 同 角(68) 26 2三歩打 27 6八角(24) 28 5三銀(62) *雁木の構え。 29 6六歩(67) 30 7四歩(73) *開始から10分経過。消費時間は両者ともに5分。 31 6七金(58) 32 5二金(61) 33 3六歩(37) 34 6四歩(63) *雁木側は飛角桂で上部から攻めかかろうとする。受ける方としては、▲7七桂−▲8九玉−▲7八金のしゃがみ矢倉なども考えられそうだ。 35 7七桂(89) *やはり。 36 7二飛(82) *ノータイムで。ならばと薄い桂頭に狙いをつける。 37 8六歩(87) *銀冠を目指す。 38 7五歩(74) 39 同 歩(76) 40 同 飛(72) 41 7六歩打 42 7一飛(75) 43 8七銀(88) *先手は最終的に玉をどこに収めるのか。8八は角筋だけに、少し気持ちがわるい。 44 6一飛(71) 45 9六歩(97) *銀冠とはセットの端歩。 46 3一玉(41) 47 4六角(68) *少し時間を使って角を出た。ここまでの消費時間は藤田13分、船戸7分。 48 4五歩(44) *相手の角を負いながら、自分の角筋を通す。 49 3七角(46) 50 4四銀(53) *すぐに攻める手はない。厚みを築いてチャンスを待つ。 51 5七銀(48) 52 3五歩(34) *先手の攻撃陣を攻める。 53 同 歩(36) 54 同 銀(44) *次に△3六銀から△4七銀成のドリブル突破があるので、あらかじめ▲5九角とかわしておくか。 55 6五歩(66) *弱気は見せない。小考でつっかけた。 56 4六歩(45) *この突き捨てで、角筋は止まる。 57 同 銀(57) *△3六銀ならば▲4八角と引いて、次に▲7五角を見せる狙いか。後手玉は現在、3一玉が壁形なのがネック。 58 3六歩打 *手堅い。▲4八角ならば△4六銀▲同歩△6五歩。 59 3五銀(46) *角は逃げていられないと判断。 60 3七歩成(36) 61 同 桂(29) 62 6五歩(64) *この取り込みは大きい。船戸優勢であろう。 63 3三歩打 *スピード重視で迫るが。 64 同 角(22) 65 4五桂(37) *自玉も危険そうだが、こわいとは言っていられない。 66 1五角(33) *こちらへかわした。 67 3三歩打 68 同 桂(21) 69 同 桂成(45) *消費時間は藤田25分、船戸12分。 70 同 金(32) 71 4五桂打 *部分的にはうるさい攻め。ただし先手玉は攻められ始めると、あまり長くは持たない形。藤田は攻撃の手を緩めていられない。 *まだ時間に余裕のある船戸は、時間を使って考えている。 72 6六歩(65) 73 6八金(67) *船戸、また考え始める。いかにも迷いそうな局面だ。 74 3二金(33) *いったんは手を戻す。 75 3三歩打 76 2二金(32) *藤田は30分を使い切って、ここから30秒将棋。船戸は残り8分。 77 3二銀打 78 同 銀(43) 79 同 歩成(33) 80 同 玉(31) *船戸玉もこわい形になってきた。 81 3三歩打 *直接手。 82 4二玉(32) 83 4四銀(35) 84 4一桂打 *あともう一押しがないと見た。 85 2五飛(28) *角取りを見せて催促。△4八角成とされたときにどうするか。次に△6七歩成▲同金△同飛成▲同玉△8九角の筋がある。 86 6七歩成(66) *先に。 87 同 金(68) 88 3四銀打 *攻めたり受けたり。 89 6五桂(77) *ハッとする跳躍。△6五同飛ならば▲5三桂成の筋がある。 90 2五銀(34) *船戸、小考で飛車を取る。慎重に指せば大丈夫と自分に言い聞かせたか。 91 5三銀打 92 同 桂(41) 93 同 桂成(45) 94 3一玉(42) *船戸勝勢か。 95 5二成桂(53) 96 3八飛打 *攻防の飛車。 97 6八歩打 98 6五飛(61) 99 4三銀成(44) 100 3三金(22) *確実な決め手。 101 4二成桂(52) 102 2二玉(31) 103 3二金打 104 同 金(33) 105 同 成桂(42) 106 1三玉(22) *上部脱出。 107 3三成銀(43) 108 6六歩打 *船戸は残り2分。 109 5七金(67) *藤田はずっと30秒将棋。 110 7七歩打 111 同 玉(78) 112 4四角打 *鮮やかな決め手。次に△6七歩成の両王手まで。 113 5五歩(56) 114 同 角(44) *次に△6七歩成がわかっていても、受けづらい。▲7八玉ならば△7七銀▲同玉としてから△6七歩成がある。藤田はここで投了した。 *終了時刻は11時2分。消費時間は藤田30分、船戸29分。 115 投了 まで114手で後手の勝ち