# --- Kifu for Windows (Pro) V6.29 棋譜ファイル --- 開始日時:2009/09/23 12:00 終了日時:2009/09/23(水) 13:07:56 棋戦:第28回GSPカップ1回戦 持ち時間:0時間30分 消費時間:98▲26△30 場所:駒込サロン 手合割:平手   先手:新藤仁奈 後手:藤井敬子 手数----指手---------消費時間-- *GSPカップ1回戦第4局は藤井敬子さん−新藤仁奈さんの対戦。藤井さんは東京大学の2年生、学生女流名人の実績を持つ。新藤さんは中学2年生、今年スタートした第1回中学生女子名人戦の優勝者。 *GSPはLPSAのメインプロジェクト「Girl's Shogi Project」の略称。LPSAは小学生女子名人戦、中学生女子名人戦、女子アマ王位戦など、「女の子が将棋を楽しめる環境作り」に取り組んでおり、現在、GSP基金の募集を行っています。詳しくは *http://joshishogi.com/gsp/gspfoundation.htmlをご覧ください。 * *持ち時間は各30分で使い切ると一手30秒の秒読み。振り駒の結果新藤さんの先手に決まった。 *(棋譜・コメント入力=信天翁) 1 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) 3 9六歩(97) ( 0:00/00:00:00) *新藤さんは振り飛車党。早い端歩突きで相振り飛車の打診。 4 9四歩(93) ( 0:00/00:00:00) 5 7五歩(76) ( 0:00/00:00:00) *これで先手はほぼ三間飛車に決まる。 6 4四歩(43) ( 0:00/00:00:00) 7 7八飛(28) ( 0:00/00:00:00) 8 4二飛(82) ( 0:00/00:00:00) *後手は四間飛車。9筋の突き合いはどちらのプラスになるだろうか。 9 6八銀(79) ( 0:00/00:00:00) 10 7二銀(71) ( 0:00/00:00:00) 11 7四歩(75) ( 0:00/00:00:00) 12 同 歩(73) ( 0:00/00:00:00) 13 同 飛(78) ( 0:00/00:00:00) 14 5二金(41) ( 0:00/00:00:00) 15 4八玉(59) ( 0:00/00:00:00) 16 3二銀(31) ( 0:00/00:00:00) 17 3八銀(39) ( 0:00/00:00:00) 18 6二玉(51) ( 0:00/00:00:00) 19 3九玉(48) ( 0:00/00:00:00) 20 7一玉(62) ( 0:00/00:00:00) *玉を引かずに△7三銀から矢倉を目指すような指し方も考えられた。 21 5八金(69) ( 0:00/00:00:00) 22 1四歩(13) ( 0:00/00:00:00) 23 5六歩(57) ( 0:00/00:00:00) 24 3三角(22) ( 0:00/00:00:00) 25 5七銀(68) ( 0:00/00:00:00) 26 4三銀(32) ( 0:00/00:00:00) 27 2八玉(39) ( 0:00/00:00:00) 28 1五歩(14) ( 0:00/00:00:00) 29 5五歩(56) ( 0:00/00:00:00) *先手は端を受けずに中央へ駒の展開を急ぐ。5筋の位を取ると自陣のスペースが広がり、駒を伸び伸びと活用することができる。 30 7三歩打 ( 0:00/00:00:00) 31 7六飛(74) ( 0:00/00:00:00) 32 4五歩(44) ( 0:00/00:00:00) 33 5六銀(57) ( 0:00/00:00:00) *位を取ったら位の確保、ここに銀を上がるのが5筋位取りの定型だ。 34 4四銀(43) ( 0:00/00:00:00) *後手も4筋の位を銀で支える。ここからどう攻めの構図を組み立てていくか、序盤の難所である。 35 7七桂(89) ( 0:00/00:00:00) *大胆な桂跳ね。角の利きをさえぎるので△5五銀が見えているが、いったいどんな切り返しを用意しているのだろう。 *この手を見て藤井さんは前傾姿勢になり、じっと5五の地点を見つめている。 36 5五銀(44) ( 0:00/00:00:00) *藤井さんは5分近く考えて歩を取った。 37 6五桂(77) ( 0:00/00:00:00) *新藤さんはすぐに桂をはねた。 38 5六銀(55) ( 0:00/00:00:00) *△4四銀と歩得に満足して長期戦を目指す手も考えられたが、後手も先手の気合いに負けじと強気に応じる。 39 3三角成(88) ( 0:00/00:00:00) 40 同 桂(21) ( 0:00/00:00:00) 41 5六飛(76) ( 0:00/00:00:00) *先手は歩損の代償に桂を6五にさばいた。次は5三の地点が狙い。 42 5四銀打 ( 0:00/00:00:00) *5筋を受けつつ桂取り。 43 5三桂成(65) ( 0:00/00:00:00) *強襲!思い切りのよい攻めが新藤さんの持ち味である。 44 同 金(52) ( 0:00/00:00:00) 45 3一角打 ( 0:00/00:00:00) 46 5二飛(42) ( 0:00/00:00:00) 47 5三角成(31) ( 0:00/00:00:00) *過激に攻めを続ける。角を切らずじっと▲4一銀とからんでおく手も考えられた。 48 同 飛(52) ( 0:00/00:00:00) 49 4四金打 ( 0:00/00:00:00) 50 5五銀(54) ( 0:00/00:00:00) 51 5三金(44) ( 0:00/00:00:00) 52 5六銀(55) ( 0:00/00:00:00) 53 5四銀打 ( 0:00/00:00:00) 54 5五角打 ( 0:00/00:00:00) *急所の角打ち。先手玉に△3六桂以下の詰めろがかかった。 55 4六歩(47) ( 0:00/00:00:00) *受けの手筋。△4六同角なら▲4七銀として、ひとまず△3六桂を防ぐことができる。 *ここまでずっと早指して快調に進めてきた新藤さんの顔が紅潮している。 56 同 角(55) ( 0:00/00:00:00) 57 4七銀(38) ( 0:00/00:00:00) 58 同 銀成(56) ( 0:00/00:00:00) 59 同 金(58) ( 0:00/00:00:00) 60 7九飛打 ( 0:00/00:00:00) 61 5九歩打 ( 0:00/00:00:00) 62 6八角成(46) ( 0:00/00:00:00) *藤井さんは首をかしげながら角を成った。次の△5九馬が二手スキで確実な攻め。駒がたくさん手に入れば△3五桂のような手が詰めろになる。 63 6三銀成(54) ( 0:00/00:00:00) *ここから藤井さんは30秒将棋に。 64 6二歩打 ( 0:00/00:00:00) 65 7二成銀(63) ( 0:00/00:00:00) 66 同 玉(71) ( 0:00/00:00:00) *序盤に突き合った端歩が後手に幸いしそうな展開になっている。 67 5二銀打 ( 0:00/00:00:00) 68 7一金(61) ( 0:00/00:00:00) *かわしの手筋。先手の攻めがやや細いか。 69 5一飛打 ( 0:00/00:00:00) *先手はとにかく攻め続けるよりない。 70 6七馬(68) ( 0:00/00:00:00) 71 5八銀打 ( 0:00/00:00:00) 72 6六馬(67) ( 0:00/00:00:00) 73 6三歩打 ( 0:00/00:00:00) 74 3五桂打 ( 0:00/00:00:00) *狙いの反撃。もう一枚入れば△2七桂成や△3九銀で一気に詰ます手も視野に入れている。 75 5七金(47) ( 0:00/00:00:00) 76 6五馬(66) ( 0:00/00:00:00) 77 6二歩成(63) ( 0:00/00:00:00) 78 8二玉(72) ( 0:00/00:00:00) 79 7一飛成(51) ( 0:00/00:00:00) 80 9三玉(82) ( 0:00/00:00:00) *これで先手から詰めろが続かない。後手優勢か。 81 5六金打 ( 0:00/00:00:00) *馬の利きをさえぎる実戦的な粘り。 82 7四馬(65) ( 0:00/00:00:00) 83 6三銀(52) ( 0:00/00:00:00) 84 2六銀打 ( 0:00/00:00:00) *玉頭から迫るのが一番厳しい。 85 同 歩(27) ( 0:00/00:00:00) 86 2七銀打 ( 0:00/00:00:00) 87 3九玉(28) ( 0:00/00:00:00) 88 5六馬(74) ( 0:00/00:00:00) *金を補充。 89 同 金(57) ( 0:00/00:00:00) 90 3八金打 ( 0:00/00:00:00) *30秒将棋になっているが、藤井さんはすでに即詰みを読み切っているようだ。 91 同 金(49) ( 0:00/00:00:00) 92 5九飛成(79) ( 0:00/00:00:00) 93 4九銀打 ( 0:00/00:00:00) 94 3八銀成(27) ( 0:00/00:00:00) 95 同 玉(39) ( 0:00/00:00:00) 96 2七金打 ( 0:00/00:00:00) 97 3九玉(38) ( 0:00/00:00:00) 98 2八角打 ( 0:00/00:00:00) *一手詰めまで指して「負けました」と新藤さんは投了を告げた。 *藤井さんは相手の激しい攻めをうまく切り返し、最後は鮮やかに寄せきった。 99 投了 ( 0:00/00:00:00) まで98手で後手の勝ち