# --- Kifu for Windows (Pro) V6.29 棋譜ファイル --- 開始日時:2009/09/23 14:30 終了日時:2009/09/23(水) 15:37:41 棋戦:第28回GSPカップ準決勝 持ち時間:0時間30分 消費時間:67▲30△24 場所:駒込サロン 手合割:平手   先手:鈴木真里 後手:中七海 手数----指手---------消費時間-- *準決勝第1局は鈴木真里さんと中七海さんの対戦。 *両者は昨年のGSPカップ1回戦でも対局し、そのときは中さんが勝っている。 *振り駒の結果歩が5枚出て先手は鈴木さんに決まった。 *少し前に中さんが対局を終えたばかりなので、となりの準決勝第2局の方が先に開始された。本局の対局開始は14時30分となる。 *(棋譜・コメント入力=信天翁) 1 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) 3 2六歩(27) ( 0:00/00:00:00) 4 4四歩(43) ( 0:00/00:00:00) 5 4八銀(39) ( 0:00/00:00:00) 6 4二飛(82) ( 0:00/00:00:00) *中さんは1回戦で四間飛車の大熱戦を制している。本局でも迷わず四間飛車を連採。 7 5六歩(57) ( 0:00/00:00:00) 8 3二銀(31) ( 0:00/00:00:00) 9 5八金(49) ( 0:00/00:00:00) 10 6二玉(51) ( 0:00/00:00:00) 11 6八玉(59) ( 0:00/00:00:00) 12 7二銀(71) ( 0:00/00:00:00) 13 7八玉(68) ( 0:00/00:00:00) 14 7一玉(62) ( 0:00/00:00:00) 15 2五歩(26) ( 0:00/00:00:00) 16 3三角(22) ( 0:00/00:00:00) 17 3六歩(37) ( 0:00/00:00:00) 18 5二金(41) ( 0:00/00:00:00) 19 6八銀(79) ( 0:00/00:00:00) *プロアマ問わず居飛車穴熊が全盛の将棋界だが、鈴木さんは急戦を得意としている。 *1回戦でもゴキゲン中飛車に対し銀を二枚繰り出す積極策で勝利を収めた。 20 9四歩(93) ( 0:00/00:00:00) 21 9六歩(97) ( 0:00/00:00:00) 22 8二玉(71) ( 0:00/00:00:00) 23 5七銀(68) ( 0:00/00:00:00) 24 1二香(11) ( 0:00/00:00:00) 25 1六歩(17) ( 0:00/00:00:00) 26 1四歩(13) ( 0:00/00:00:00) 27 6八金(69) ( 0:00/00:00:00) *ここまで4分足らずで進む。両者予定の作戦か、超早指しだ。 28 5四歩(53) ( 0:00/00:00:00) 29 3八飛(28) ( 0:00/00:00:00) *先手は「鷺宮流」の急戦を目指す。 30 4三銀(32) ( 0:00/00:00:00) 31 3五歩(36) ( 0:00/00:00:00) *小考2分。鈴木さんは意を決して仕掛けた。 *代わりに▲4六歩と突く指し方も最近では有力とされている。 32 同 歩(34) ( 0:00/00:00:00) 33 4六銀(57) ( 0:00/00:00:00) *歩を突き捨ててから銀を繰り出すのが斜め棒銀では常用となる攻め方。 34 4五歩(44) ( 0:00/00:00:00) *相手の攻めに乗じてさばきを狙う、振り飛車らしい指し方。代わりに△3二飛のような手では▲3五銀で抑え込まれてしまい後手が苦しくなる。 35 3三角成(88) ( 0:00/00:00:00) 36 同 桂(21) ( 0:00/00:00:00) 37 3五銀(46) ( 0:00/00:00:00) 38 2五桂(33) ( 0:00/00:00:00) 39 3四歩打 ( 0:00/00:00:00) 40 3二飛(42) ( 0:00/00:00:00) *先手が▲3五歩と仕掛ければ、ここまではほぼ定跡化された手順。 41 3三角打 ( 0:00/00:00:00) *この角で後手の飛を封じ込めて指そうというのが先手の構想。 42 6四角打 ( 0:00/00:00:00) *1九の香を狙いつつ、先手の攻撃陣にプレッシャーを与える味の良い角打ち。どちらが読み勝っているのだろうか。 43 5五歩(56) ( 0:00/00:00:00) *歩で角筋をさえぎる。次にすんなり▲2八飛が実現すれば先手が良くなる。 *ここまで早指しで進めてきた中さんの手が止まった。 *持ち時間は先手残り18分。後手22分。 44 4二金(52) ( 0:00/00:00:00) *3三にいる角を追う。 *先手は▲1一角成とするのが自然か。 *勝負どころとみて鈴木さんは長考に沈む。 45 4四銀(35) ( 0:00/00:00:00) *初志貫徹で厳しく攻めを続ける。 *後手も受けを誤るといっぺんに苦しくなるのでここは考えどころ。 46 3七歩打 ( 0:00/00:00:00) *中さんは30秒ほど考えて駒音を立てずに歩を打った。 47 同 桂(29) ( 0:00/00:00:00) *これで桂交換は必至。飛車側の桂の持ち合いは通常振り飛車が得といわれるが、居飛車からも9筋攻めや、本局では▲5六桂のような筋もあり、いい勝負か。 48 3四銀(43) ( 0:00/00:00:00) 49 1一角成(33) ( 0:00/00:00:00) *▲2五桂では△同銀とされ3三にいる角が負担になるとみた。馬を作って先手からは▲3三歩などの狙いが生じている。 50 3七桂成(25) ( 0:00/00:00:00) 51 同 飛(38) ( 0:00/00:00:00) *飛で取った。代わりに▲3七同銀として△5六桂の筋を警戒する手も考えられる。 52 3六歩打 ( 0:00/00:00:00) 53 同 飛(37) ( 0:00/00:00:00) 54 2五銀(34) ( 0:00/00:00:00) *後手の勝負手。これで飛交換は必至となった。2手前の△3六歩はこの手を実現するための打ち捨て。 55 3二飛成(36) ( 0:00/00:00:00) 56 同 金(42) ( 0:00/00:00:00) 57 5六桂打 ( 0:00/00:00:00) *「敵の打ちたい場所に打て」の格言通りの一着。相手からの両取りを消しつつ角取り。 *3二の金、2五の銀がやや遊んでいる状況のため駒の働きは先手がよく、形勢も先手持ちに見える。 58 4二角(64) ( 0:00/00:00:00) 59 5四歩(55) ( 0:00/00:00:00) *味の良い取り込み。ただしここでは▲3三歩と打って角の働きを制限する手も考えられた。 60 2四角(42) ( 0:00/00:00:00) *とにかくこの角を使わないと後手は苦しい。 61 5三歩成(54) ( 0:00/00:00:00) *大きなと金。しかし▲3五歩と角筋を遮断しておく手もあったようだ。 62 2九飛打 ( 0:00/00:00:00) 63 5九歩打 ( 0:00/00:00:00) *手堅い受け。 64 6五桂打 ( 0:00/00:00:00) *食い付きを狙う。ここから鈴木さんは30秒将棋に。 65 6三と(53) ( 0:00/00:00:00) *もったいないようだが、4四の銀をさばき馬筋を通す狙い。 66 同 銀(72) ( 0:00/00:00:00) 67 5三銀成(44) ( 0:00/00:00:00) *1一の馬の利きがスーッと通った。 68 7二銀(63) ( 0:00/00:00:00) 69 6四桂(56) ( 0:00/00:00:00) *先手は攻め合い勝ちを目指す。 *中さんも残り時間が3分余りと切迫してきた。 70 5七歩打 ( 0:00/00:00:00) *とにかくここから迫るよりない。白熱の終盤戦。 71 同 銀(48) ( 0:00/00:00:00) 72 同 桂成(65) ( 0:00/00:00:00) 73 同 金(68) ( 0:00/00:00:00) 74 同 角成(24) ( 0:00/00:00:00) 75 同 金(58) ( 0:00/00:00:00) 76 5九飛成(29) ( 0:00/00:00:00) *この瞬間先手玉は詰めろになっていない。 77 7二桂成(64) ( 0:00/00:00:00) 78 同 金(61) ( 0:00/00:00:00) 79 6一銀打 ( 0:00/00:00:00) *詰めろ。先手の勝ち筋に入ったか。 80 7一金(72) ( 0:00/00:00:00) 81 7四桂打 ( 0:00/00:00:00) 82 9二玉(82) ( 0:00/00:00:00) 83 8二飛打 ( 0:00/00:00:00) 84 9三玉(92) ( 0:00/00:00:00) 85 6六馬(11) ( 0:00/00:00:00) *中さんも30秒将棋に。 86 8四銀打 ( 0:00/00:00:00) 87 9五歩(96) ( 0:00/00:00:00) 88 6八金打 ( 0:00/00:00:00) 89 7七玉(78) ( 0:00/00:00:00) 90 7九龍(59) ( 0:00/00:00:00) 91 8六玉(77) ( 0:00/00:00:00) 92 7四歩(73) ( 0:00/00:00:00) 93 3二飛成(82) ( 0:00/00:00:00) 94 9五歩(94) ( 0:00/00:00:00) 95 9四歩打 ( 0:00/00:00:00) 96 同 玉(93) ( 0:00/00:00:00) 97 8四馬(66) ( 0:00/00:00:00) *鈴木さんの手がぶるぶると震えた。 98 同 歩(83) ( 0:00/00:00:00) 99 9五香(99) ( 0:00/00:00:00) 100 8三玉(94) ( 0:00/00:00:00) 101 9二角打 ( 0:00/00:00:00) 102 7三玉(83) ( 0:00/00:00:00) 103 6三金打 ( 0:00/00:00:00) *最後の詰みまで指して中さんは投了した。 *序盤から終盤まで一貫して攻め続けた鈴木さんが昨年の雪辱をはたし決勝進出を決めた。 104 投了 ( 0:00/00:00:00) まで103手で先手の勝ち