# --- Kifu for Windows V6.34 棋譜ファイル --- 開始日時:2010/03/22 13:00 終了日時:2010/03/22 13:53 棋戦:第34回武蔵の国けやきカップ準決勝 持ち時間:0時間15分 消費時間:98▲15△15 場所:府中グリーンプラザ 手合割:平手   先手:蛸島彰子五段 後手:藤田麻衣子1級 手数----指手-- *蛸島彰子五段−藤田麻衣子1級 * *準決勝第1局は、振り駒の結果蛸島五段の先手と決まった。 * *(棋譜・コメント入力=蝶結) 1 5六歩(57) 2 5四歩(53) *藤田1級は中飛車対策は万全、とのこと。いきなり作戦を出す。 3 7六歩(77) 4 6二銀(71) 5 5八飛(28) *今日ももちろん、蛸島五段得意の中飛車。 6 3四歩(33) 7 4八玉(59) 8 4二玉(51) 9 2二角成(88) 10 同 銀(31) 11 3八玉(48) *序盤は相手の作戦が決まれば、定形のラインを滑らせて、氷の状態を見ておくのが大事。 12 3二玉(42) 13 7八銀(79) 14 4二金(41) *大盤解説には中座七段と島井初段が登場。現在は藤田1級デザインのどうぶつしょうぎの話題に。 15 7七銀(78) *中座七段は午前中、小学生の子に「本気を出したのに」(中座七段)3連敗したそうだ。 16 8四歩(83) 17 5五歩(56) 18 同 歩(54) 19 同 飛(58) 20 3三銀(22) 21 5九飛(55) 22 8五歩(84) 23 2八玉(38) 24 6四歩(63) 25 3八銀(39) 26 6三銀(62) *と思えば、銀出を見せて積極的に運ぼうとする。スキップ藤田は大胆だ。 27 1六歩(17) 28 1四歩(13) 29 9六歩(97) 30 4四銀(33) 31 4六歩(47) 32 7四歩(73) 33 4七銀(38) *しっかりと4筋のラインを押さえ込む。相手のストーンの配置に、柔軟に対応するのがセオリー。 34 7五歩(74) *相手の守備陣に最初のストーンを叩きつける。ここからゲームが動く。 35 7八金(69) 36 7六歩(75) 37 同 銀(77) 38 8六歩(85) 39 3八金(49) *この手を考慮中に蛸島五段、残り時間5分を切った。 40 8七歩成(86) 41 同 銀(76) 42 8六歩打 *セカンドはどんどん駒をどかそうとヒットしてくる。 * *ここで蛸島五段は惜しみなく時間を使う、作戦タイムは全部で15分。早くもゲームを決める難所を迎えている。 43 7六銀(87) *相手の狙いをかわして、この銀を次の攻めに活用したい。 *藤田1級も残り時間が1分を切った。 44 5四角打 *こちらも時間を使い少考。最善手のAプランはもちろん、何かの時のBプランも用意しておかねばならない。 45 7七歩打 *この手より蛸島五段は秒読みに。 46 8七歩成(86) *この手より両者秒読みに。 47 同 金(78) 48 7六角(54) 49 同 金(87) 50 8八飛成(82) 51 9七香(99) 52 5八歩打 53 同 銀(47) *最後まで迷って銀で取る。 54 6八龍(88) 55 4八角打 56 5六歩打 57 8三角打 58 5七銀打 *どんどんストーンをためて圧迫する。逃げ場がなくなればこちらの勝ちが見えてくる。 59 同 銀(58) 60 5九龍(68) 61 同 角(48) 62 5七歩成(56) 63 6一角成(83) 64 4七銀打 65 3九金打 66 5八飛打 67 5一銀打 68 4一金(42) 69 6二飛打 *この数手は双方激しいスイーピング。ヤーップの声が飛び交う終盤だ。 70 3三玉(32) 71 6三飛成(62) 72 3二金(41) 73 4一銀打 *どんどん駒をはじき出しにかかるテイクアウトショット。厳しい追撃だ。 74 3八銀成(47) 75 同 金(39) 76 3一金打 77 3二銀成(41) 78 同 金(31) 79 4一銀打 *しつこくしつこく。心理的に圧迫して相手を追い込むのに効果的なドローショット。 80 4七と(57) 81 3二銀成(41) 82 2四玉(33) 83 2五金打 *この手が打ちつけられた時、藤田1級はビクッと体を震わせた。スキップ蛸島、迫力十分。 84 同 玉(24) 85 2六歩(27) 86 2四玉(25) 87 2五歩(26) 88 同 玉(24) 89 1七桂(29) 90 2四玉(25) 91 4八金打 *ここで手を戻すのはやや変調か。わずかなショットのズレが、後々大きく響く。 92 3八と(47) 93 同 玉(28) 94 5九飛成(58) 95 4三龍(63) *受けなしなので仕方がない。ここは形作り。 96 2九角打 97 2七玉(38) 98 2六銀打 99 投了 *ここで蛸島五段がギブアップ。コンシード(投了)は相手のすぐれた指し手への尊敬の意味がある。終局時間は13時53分。藤田1級はこれで1DAYトーナメントでは2回目の決勝進出。決勝で島井初段−渡部TJPの勝者と対戦する。 * *※終局直後蛸島五段は、「83手目▲2五金を打つ時、6三の竜を馬だと勘違いして…」と小さく嘆いていた。 まで98手で後手の勝ち