# ---- Kifu for Windows V6.29 棋譜ファイル ---- 開始日時:2010/08/22 13:00 終了日時:2010/08/22 13:20 棋戦:第2回中学生女子名人戦・全国大会3位決定戦 持ち時間:0時間30分 消費時間:95▲5△13 場所:東京「共同通信社 研修・交流センター」 手合割:平手   先手:小澤あざ美さん 後手:孫露ジエさん 手数----指手-- *中学生女子名人戦・全国大会3位決定戦は、東京ブロック代表の小澤あざ美さんと、上海ブロック代表の孫露ジエ(sun lu jie)さんの対戦。 * *持ち時間は各30分、使い切ったら30秒の秒読み。持将棋は27点方法で、同点となった場合は後手の勝ちとなる。振り駒の結果、と金が4枚で小沢さんの先手となった。 * *(棋譜・コメント入力=東湖) 1 5六歩(57) *東京ブロック代表:小澤あざ美(おざわ・あざみ)さん *横浜市立洋光台第二中学校の2年生。棋力はアマ四段で、2010年の中学選抜ベスト8。得意戦法は棒銀、中飛車・得意科目は国語。 2 3四歩(33) *上海ブロック代表:孫露ジエ(sun lu jie)さん *上海市向東中学校の三年生。棋力はアマ初段。棋歴は3年。得意戦法は中飛車。趣味は小提琴(ヴァイオリン * )、絵画。得意科目は数学。 3 5八飛(28) *小沢さんの作戦は先手中飛車。 4 5四歩(53) *対局開始前、孫さんは小学生大会に参加している郁さんから声を掛けられていた。記者には広東語は分からないが、きっと激励の言葉だろう。 5 6八銀(79) *小澤さんは今年5月の第4期マイナビ女子オープンチャレンジマッチで、植村真理女流三段にも勝っている実力者。 6 5二飛(82) *孫さんの得意戦法も中飛車。必然、相中飛車となった。 7 5七銀(68) 8 4二銀(31) 9 6六銀(57) *小澤さんは東京大会決勝で和田さんを下して全国大会出場を決めた。 * *【blog】 *http://www.joshi-shogi.com/gsp_blog/2010/07/2010_kifu.html *【棋譜】 *http://joshi-shogi.com/kifu/100704_sjm.html 10 6二玉(51) 11 7六歩(77) 12 5三銀(42) 13 7七角(88) 14 6四銀(53) 15 4八玉(59) 16 7二銀(71) *早めに美濃囲いの形を作り、場合によっては△7一玉型で戦う。 17 3八玉(48) 18 7一玉(62) 19 2八玉(38) 20 8二玉(71) 21 1六歩(17) 22 9四歩(93) *▲1六歩も△9四歩も、玉の生命力を高める長寿の一手。 23 3八銀(39) *お互いにしっかりと美濃囲いに入城する展開となった。 24 3二金(41) *中飛車で良く出てくるバランスを取る手だが、相中飛車では、どのように影響するだろうか。 25 9六歩(97) 26 4四歩(43) 27 8六歩(87) *美濃囲いの急所は玉頭。向かい飛車への転換を見ている。 28 7四歩(73) 29 8五歩(86) 30 4五歩(44) 31 8八飛(58) 32 7三銀(64) 33 7五歩(76) *ここまで開始3分ほど。あっという間に歩がぶつかった。  34 同 歩(74) 35 同 銀(66) 36 7七角成(22) *先手から角交換されて△2二同金では、金が二度と働かないと見たか。 37 同 桂(89) 38 7六歩打 39 6五桂(77) *小沢さんはまだ45秒しか時間を使っていない。対する孫さんは3分ほど使っている。 40 7七歩成(76) 41 8六飛(88) 42 7六と(77) 43 同 飛(86) 44 8七角打 *狙いの飛車金両取りだが。 45 7三桂成(65) *先に▲7九飛では△6五角成と桂を抜かれてしまう。 46 同 銀(72) 47 7九飛(76) *対局開始からここまで、ほとんどノータイムの小澤さん。第一感が最善手と信じて疑わないかのような早指しだ。 48 5七桂打 49 5九金(69) 50 4九桂成(57) 51 同 金(59) *孫さんは駒損を回復。しかし美濃囲いが健在な先手陣に対し、後手陣は乱されている状況。 52 7八金打 *飛車が7筋に直通していては後手玉がもたないと見て抑え込む。 53 7四歩打 *緩まない小澤さん。 54 6二銀(73) 55 7八飛(79) 56 同 角成(87) 57 4一銀打 *小澤さんの指し手が早すぎてコメントを書く暇がない。 58 6七馬(78) *4九の金を睨んで、△7八飛の攻めを強力にする。 59 8四歩(85) *小澤さんは、この手で初めて迷った様子を見せた。 60 同 歩(83) 61 5二銀成(41) 62 同 金(61) 63 8四銀(75) *この局面で駒の損得はほとんどない。 64 8三歩打 65 7三歩成(74) 66 同 銀(62) 67 同 銀成(84) *攻め一直線。 68 同 玉(82) 69 7一飛打 70 7二歩打 71 7四歩打 72 6四玉(73) 73 5九桂打 *馬をいじめつつ、入玉を阻止する土台を作る。 74 7七馬(67) 75 2一飛成(71) *消費時間は▲小澤さん4分、△孫さん9分。 76 4二金(32) 77 8一龍(21) *龍が駒を回収しつつ戦地である8筋に帰還。 78 7五玉(64) 79 8九桂打 80 9九馬(77) 81 7七銀打 *玉頭を抑えつつ、この瞬間、馬を無力化させた。▲6七桂からの詰めろになっている。 82 同 馬(99) *仕方ない△同馬。 83 同 桂(89) 84 8七銀打 *上部開拓に賭ける。 85 8三龍(81) *※▲8三龍では▲9七角から詰みがあったようだ。 86 8四歩打 87 7九桂打 88 7六玉(75) *なんとか先手陣に潜りこみたい孫さん。 89 6七金打 90 8六玉(76) 91 8四龍(83) *終盤大活躍の龍だった。 92 9六玉(86) 93 8七龍(84) 94 9五玉(96) 95 8五龍(87) *ここで孫さんが投了した。対局開始から投了まで20分間のジェットコースター。小澤さんが一気に寄せきって3位入賞を決めた。 96 投了 まで95手で先手の勝ち