# --- Kifu for Windows V6.40 棋譜ファイル --- 開始日時:2010/09/23 14:30 終了日時:2010/09/23 15:55 棋戦:第38回GSPカップEast3位決定戦 持ち時間:0時間30分 消費時間:180▲30△30 場所:駒込サロン 手合割:平手   先手:今井絢さん 後手:泉對貴子さん 手数----指手-- *3位決定戦は泉對貴子さんと今井絢さんが対戦する。振り駒の結果、今井さんが先手と決まった。 * *(棋譜・コメント入力=青葉) 1 7六歩(77) 2 8四歩(83) 3 5六歩(57) *今井さんは中飛車を宣言。 4 3四歩(33) 5 5五歩(56) 6 6二銀(71) 7 5八飛(28) 8 6四歩(63) 9 4八玉(59) 10 6三銀(62) 11 3八玉(48) 12 4二玉(51) 13 2八玉(38) 14 3二玉(42) 15 3八銀(39) 16 3三角(22) 17 1六歩(17) 18 2二玉(32) 19 7七角(88) *ここまでわずかに1分の進行。 20 5二金(61) 21 6八銀(79) 22 4四歩(43) 23 5七銀(68) 24 8五歩(84) 25 5六銀(57) 26 3二金(41) 27 4六歩(47) 28 4三金(52) 29 4五歩(46) 30 同 歩(44) 31 同 銀(56) 32 4四歩打 33 5六銀(45) *ここまでの消費時間は両者ともに1分。 34 1二玉(22) *穴熊に組まずに端玉。 35 1五歩(16) 36 2二銀(31) 37 7八金(69) 38 9四歩(93) 39 6六角(77) *作戦。 40 8六歩(85) 41 同 歩(87) 42 同 飛(82) 43 8七歩打 44 8二飛(86) 45 7七桂(89) 46 7四歩(73) 47 5九飛(58) *中飛車はここが好位置。▲8九飛からの逆襲も目指せる。 48 7三桂(81) 49 8九飛(59) *かねてからの作戦。 50 5四歩(53) *ならばとこちらから。 51 5七角(66) *角の転換。相手玉の弱点である1三を狙っている。 52 5五歩(54) 53 同 銀(56) 54 5六歩打 *代わりに△5二飛なども考えられるところ。 55 6八角(57) 56 8五桂(73) 57 同 桂(77) 58 同 飛(82) *5五銀取り。 59 6六銀(55) *ここまでの消費時間は今井さん3分、泉對さん9分。 60 4五歩(44) *角筋を通す。 61 8六歩(87) *飛車を追う。飛の横利きが消えれば▲5五桂と打つ順も出てくる。 62 8一飛(85) 63 5五桂打 *ノータイム。 64 5四銀(63) *泉對さんも離れている銀をくっつけて、桂2枚を手にしての反撃を狙う。 65 4三桂成(55) 66 同 銀(54) 67 5九飛(89) *飛車を積極的に使うのが、振り飛車を指すコツ。 68 5四桂打 *まずはこちらから。桂が持ち駒に2枚、3枚とあるときは、ともかく1枚は使ってみるといいことが多い。ただしここでは△5一飛なども考えられたか。 69 5六飛(59) *相手の攻めの拠点の歩を払いながら、飛車をさばく。 70 6六桂(54) *これで駒の損得はほとんどなし。 71 同 歩(67) *今井さんの方は、桂は2五に使いたい。 72 5五歩打 73 5九飛(56) *今井さん、飛車を手にした後、2六とどちらがいいか迷った。 74 5六桂打 *2度目の桂打ち。先ほどに比べて、より相手陣に迫っている。 75 5七角(68) *他の場所に逃げると△4八銀がある。 76 2四角(33) *攻防手。自玉頭のプレッシャーを緩和する一方で、角を手にすれば攻撃の幅が広がる。 77 4四歩打 *ここまでの消費時間は今井さん8分、泉對さん22分。 78 同 銀(43) *鋭い反撃。 79 2四角(57) 80 同 歩(23) 81 5四角打 *飛金両取り。受けるには△3一飛か△8二飛か。 82 8二飛(81) *もう終盤戦。 83 4三金打 *▲3二角成△同飛▲4三金と迫る順など過激に迫る順もありそうだったが、確実に攻める。 84 同 金(32) 85 同 角成(54) 86 3三金打 87 5四馬(43) *手番は泉對さんに回った。 88 4八銀打 *ついにこの銀の打ち込みが実現。 89 1四歩(15) *端玉には端歩。対して泉對さんは、持ち時間を使いきるまで考え続けた。 90 4九銀成(48) *とりあえずは△1四同歩と応じそうなところ、泉對さんは踏み込んでいく。 91 1三歩成(14) 92 同 桂(21) 93 4九飛(59) *次に▲2一銀からの詰めろ。 94 1四歩打 *泉對さん、どこか誤算があったか。 * *※泉對さんは端を攻められれば、相手陣にもスキができると踏んでの勝負勘だった。 95 2一銀打 *▲1五歩などもありそうだが、決めておいた方がいいと見た。 96 2三玉(12) 97 1四香(19) *すっぱり。 * *※自陣にスキを作ってしまい、よくなかったか。 98 1七歩打 *泉對さんは30秒の秒読み。対して今井さんはまだ残り18分ある。落ち着いて考えたいところ。 99 同 桂(29) 100 2五桂(13) *泉對さんの切り札。白熱の終盤戦。早指しの今井さんもここは考え続ける。残りは10分を切った。 101 同 桂(17) 102 同 歩(24) *玉頭戦は手厚さの勝負。 103 1五桂打 104 2四玉(23) *1四か2四かの二択。 * *※「桂頭の玉寄せづらし」で、1四の方がよかったか。 105 3六桂打 *この桂打ちが入ったのは大きい。 106 1五玉(24) 107 4四馬(54) *危ないようでも、これで勝ちと見た。 * *※自玉が詰まないことを読み切っていたのは今井さんの強いところだが、後の△1六桂を消して▲1六歩を入れておいた方が安全だった。 108 1六桂打 109 1八玉(28) *先手玉は詰まない。 110 1四玉(15) *泉對さん、手を戻す。まだどちらが勝ちかはわからない。 111 1五歩打 112 2三玉(14) *今井さん、残り5分。 113 4五飛(49) *これは・・・! 114 1七香打 *代わりに△2六桂など、いろいろ危ない筋も見えた。しかし△2六桂は▲同歩△同歩に▲1四金△同香▲1二銀で、後手玉は詰み。 115 同 馬(44) 116 2八金打 117 同 馬(17) 118 同 桂成(16) 119 同 玉(18) 120 1五香(11) 121 2五飛(45) 122 2四桂打 123 1五飛(25) *▲1四金△同玉▲1五飛△同玉▲2六金で詰みだったか。 * *※他に▲1二銀でも詰み。 124 3六桂(24) 125 同 歩(37) *どうやら今井さんの勝ちがはっきりしてきたようだ。 126 2四金(33) 127 1二飛成(15) 128 3三玉(23) *今井さんも30秒将棋。 129 3二金打 *※代わりに▲4七香の方がよかったか。 130 4四玉(33) 131 2二龍(12) *少しまた、ムードがおかしい。 132 1六桂打 *龍の利きがずれたので、この桂が打てる。 133 1八玉(28) 134 1七歩打 135 同 玉(18) 136 2八角打 137 1八玉(17) *※▲1六玉と上がって、△3二飛▲2四龍も考えられた。 138 3二飛(82) *ここに金が落ちていた。先手玉はほぼ必至。さあ、後手玉は詰むや詰まざるや。 139 4七香打 *相手の歩切れを見ての王手。 * *※△5三玉は▲6二銀(!)。△5四玉は▲4三銀△6三玉▲7二銀(!)という筋で詰む。難しい実戦詰将棋。 140 4六角打 141 同 香(47) 142 同 角成(28) *終盤はおそらく、二転三転している。 143 4五歩打 144 同 玉(44) 145 3七桂打 *自玉を安全にしながらの王手。 146 同 馬(46) 147 同 銀(38) *大熱戦。 148 2二飛(32) *先手玉は詰まないし、攻めながら自玉を安全にする方法もなさそう。ということで開き直った。 149 4六香打 *※この筋でも詰みだが、▲6三角の方がわかりやすかった。 150 5四玉(45) 151 4五角打 152 5三玉(54) 153 6三金打 154 4三玉(53) 155 5六角(45) 156 4四歩打 157 3二銀打 158 5四玉(43) 159 4五角打 160 同 歩(44) 161 同 角(56) 162 4四玉(54) *※ここから▲5三銀△3三玉▲4二銀不成として、△同玉ならば▲3四角、△4四玉ならば▲5四角△同玉▲5三銀成までの詰み。 163 5六角(45) *△5四玉▲4五角は連続王手の千日手。同一局面が4回現われると、王手をかけている方が反則負けとなる。 164 5四玉(44) 165 4五角(56) *あれれ。 166 4四玉(54) 167 5六角(45) 168 5四玉(44) 169 4五角(56) 170 4四玉(54) 171 3四角(45) *もちろん詰ましにいく。 * *※残念ながら、この順ではきわどく詰まない。 172 同 玉(44) 173 4三銀打 174 2五玉(34) *これははっきり詰まないか。 175 2六銀(37) 176 3六玉(25) 177 4八桂打 178 4六玉(36) 179 3八桂打 180 4七玉(46) *これで後手玉は詰まない。終盤は四転五転だった。終了時刻は15時55分。消費時間は両者ともに30分。泉對さんが第3位に入った。 181 投了 まで180手で後手の勝ち