# --- Kifu for Windows V6.44 棋譜ファイル --- 開始日時:2012/01/29 15:45 終了日時:2012/01/29 16:43 棋戦:第5回ペア将棋選手権・準決勝 持ち時間:0時間10分 消費時間:127▲10△10 場所:芝浦・島倉恒産ビル 手合割:平手   先手:石橋・鵜木ペア 後手:中井・前田ペア 手数----指手-- *第5回ペア将棋選手権は2012年1月29日(日)、東京都港区芝浦の島倉恒産ビル6階特設会場で行われる。持ち時間は各10分、秒読みは30秒。各チーム1回ずつ3分の相談タイムがある。 *本局は本戦準決勝、中井広恵六段・前田真周さん(日レス)ペア−石橋幸緒四段・鵜木学さん(富士通)ペアの一戦。対局開始は15時45分。振り駒の結果、石橋・鵜木ペアの先手と決まった。 * *※1手目▲女流、2手目△女流、3手目▲アマ、4手目△アマ、5手目▲女流・・・の順に指されます。 * *(棋譜・コメント入力=牛蒡) 1 7六歩(77) *【予選から決勝までの棋譜はこちら】 *http://www.joshi-shogi.com/pm/2012/01/post_22.html 2 8四歩(83) *【企業将棋部選手・ミニプロフィール】 *http://www.joshi-shogi.com/pm/2011/12/profile1.html 3 6八銀(79) *本局は矢倉戦になりそうだ。 4 3四歩(33) 5 6六歩(67) 6 6二銀(71) 7 5六歩(57) 8 5四歩(53) 9 4八銀(39) 10 4二銀(31) 11 5八金(49) 12 3二金(41) 13 6七金(58) 14 4一玉(51) 15 7八金(69) 16 7四歩(73) 17 6九玉(59) 18 5二金(61) 19 7七銀(68) 20 3三銀(42) 21 7九角(88) 22 3一角(22) 23 3六歩(37) 24 4四歩(43) *開始5分でここまで進んだ。矢倉の定跡形で現局面はその基本図といえる。 25 3七銀(48) *先手は▲3七銀戦法を採用。他には▲6八角の森下システムがあった。 26 6四角(31) 27 6八角(79) 28 4三金(52) 29 7九玉(69) 30 3一玉(41) 31 8八玉(79) 32 5三銀(62) 33 1六歩(17) 34 2二玉(31) 35 1五歩(16) 36 9四歩(93) 37 2六歩(27) 38 9五歩(94) *後手は将来の△9三桂〜△8五桂を見ている。そのため8筋の歩は四段目で保留している。 39 3八飛(28) 40 2四銀(33) 41 1八香(19) *先手は▲4六銀〜▲3七桂〜▲2五桂から、3五の地点で開戦しようとしている。いずれ6四角の成り込みを許すことになるので、あらかじめ△1九角成の筋を緩和しておく。 42 4二銀(53) *右銀も囲いに引きつけて専守防衛の態勢。 43 4六銀(37) 44 8五歩(84) *△8五桂は消えてしまったが、駒を蓄えて△8六桂のような攻め筋を狙っている。8六に打ち込む桂は、先手の攻めを受けていれば自然に入手できるだろう。 45 3七桂(29) 46 7三桂(81) 47 2五桂(37) 48 3三桂(21) 49 1三桂成(25) *▲1三桂成は石橋が着手した。いよいよ本格的な戦いが始まる。 50 同 銀(24) 51 1四歩(15) 52 同 銀(13) *先手は30秒将棋に入っている。 53 同 香(18) 54 同 香(11) *後手も秒読みに入った。 55 3五歩(36) 56 4五歩(44) 57 5五銀(46) *石橋の強手。矢倉戦では銀のタダ捨ての手筋が出ることが多い。本局の▲5五銀は△同歩で後手の角筋を止める狙い。 58 同 歩(54) 59 3四歩(35) 60 3七歩打 61 同 飛(38) 62 5六歩(55) *歩を取り込みつつ飛車取り。 63 3三歩成(34) 64 同 金(32) *先手は攻め、後手は受けということで方針は分かりやすい。ペア将棋では矢倉戦は有力な戦法と言えるだろう。 65 3九飛(37) *ここで後手が作戦タイムに入った。 66 2八角成(64) 67 3三飛成(39) *飛車切りの決断は鵜木さん。 * *※ *「35手目に飛車切りも考えたんですけど、本譜で私は銀も桂も切っているので、飛車まで切るのはちょっとやりすぎかと思って(笑)」と石橋。会場の笑いを誘っていた。 68 同 玉(22) 69 1三角成(68) *「代えて▲2五桂は△4四玉で『王手は追う手』になりかねません」(大盤解説) 70 3八飛打 71 4九金打 *金を打ったのは鵜木さん。次に△4九銀や△8六桂など厳しい筋があった。自陣金はもったいないようだが、後手玉の上部脱出を防ぐ押さえの駒にもなる。 72 3四飛成(38) 73 3五歩打 74 5四龍(34) 75 3四銀打 76 4四玉(33) *後手陣は右翼が広い。 77 4三銀(34) 78 同 銀(42) *中井と前田さんは右手をあごの辺りにやって考えている。仕草まで似てきた。 79 3四歩(35) 80 3二歩打 *※▲3四歩△3二歩の交換は部分的に先手の得。しかし後手は受け切る方針で指しており、形勢も後手の方がいい。 81 1四馬(13) 82 5七歩成(56) *※失着。安全勝ちを目指すなら△5三玉、攻め合うなら△6九銀がまさった。本譜は5四竜を攻められる展開になって先手が盛り返した。 83 同 金(67) 84 5五香打 *△5七竜は▲5九香があった。 *「しかし香で取りに行くのは効率が悪いですね」(大盤解説) 85 5六歩打 86 同 香(55) 87 同 金(57) 88 同 龍(54) 89 5九香打 90 5七歩打 91 同 香(59) 92 2六龍(56) *ここで先手が作戦タイムへ。 *「先手は自玉に一手で詰めろがこない形です。攻めに転じたい」「いいタイミングでの相談でしたね。ここは急所の局面です」(大盤解説) 93 3六金打 *5七香と連動して挟み打ちの形を目指す。 94 1六龍(26) 95 2五馬(14) 96 同 龍(16) 97 同 金(36) 98 5六歩打 *歩の連打で5筋の香を取りに行く。 99 同 香(57) 100 5五歩打 101 3五桂打 102 5二銀(43) 103 4二飛打 104 5三玉(44) 105 4三桂成(35) *△同銀に▲8二飛成がある。 *「これは後手がしびれましたか」(大盤解説) 106 同 銀(52) 107 8二飛成(42) 108 5六歩(55) 109 5一飛打 110 5二香打 111 5四歩打 112 4四玉(53) 113 5二龍(82) 114 同 銀(43) 115 同 飛成(51) 116 4六歩(45) *2五金の横をすり抜けるルートを開拓。 117 4二龍(52) 118 4三桂打 119 3九香打 *鵜木さん、少し焦った手つきで。この手が▲3五金以下の詰めろになっているようだ。 120 5七歩成(56) 121 5三歩成(54) 122 5五玉(44) 123 4三龍(42) 124 4五角打 125 同 龍(43) 126 同 玉(55) 127 3六角打 *ここで中井・前田ペアが投了。終局時刻は16時43分。投了以下は△5六玉▲4五銀△5五玉▲5四とまで後手玉は即詰み。 *石橋・鵜木ペアが決勝進出を決めた。 128 投了 まで127手で先手の勝ち