# --- Kifu for Windows V6.32 棋譜ファイル --- 開始日時:2009/1/06 10:00 終了日時:2009/1/06 11:27 棋戦:第1期天河戦 持ち時間:0時間40分 消費時間:83▲40△40 場所:駒込サロン 手合割:平手   先手:中倉宏美初段 後手:鹿野圭生初段 手数----指手-- *鹿野圭生初段と中倉宏美初段が対局する天河戦Cブロック開幕局。 *対局開始は1月6日(火)10時。 *LPSA新年1局目となる本局。9時46分に鹿野が駒袋を開け、両者とも大橋流で駒を並べた。 * * *(棋譜・コメント入力=青龍) 1 7六歩(77) *中倉は初手としては王道の▲7六歩と突き出した。 2 3四歩(33) *左利きの鹿野はチェスクロックを左手で押すため、後手番ではあるが左側に置かれた。 3 2六歩(27) *中倉はワイシャツに紺のブレザー、左襟にLPSAのバッヂが光る。膝元にダークグレーのチェック柄のハンドタオル。 4 4四歩(43) *鹿野は白のブラウスにピンクのカーディガン。膝元にライトグリーンのハンドタオル。 5 4八銀(39) 6 4二飛(82) *鹿野得意の四間飛車。 7 6八玉(59) 8 9四歩(93) *腕組みをしながら考えての端歩。穴熊への打診でもある。 9 7八玉(68) 10 6二玉(51) 11 5六歩(57) 12 7二銀(71) *先に銀を立つ。 13 5八金(49) 14 7一玉(62) 15 5七銀(48) *持久戦重視の▲5七銀右型。 16 3二銀(31) 17 2五歩(26) 18 3三角(22) *ノータイムの角上がり。 19 7七角(88) 20 5二金(41) 21 8八玉(78) 22 4三銀(32) 23 6六歩(67) *2分ほど考えて先に角道を止める。 24 4五歩(44) *それならばと後手から角道オープン。 25 6七金(58) 26 4四銀(43) 27 3六歩(37) *△3五銀と出られると振飛車が簡単に捌ける形。 *銀の進出を止め、▲3七桂と跳ねる余地を作る。 28 8二玉(71) 29 9八香(99) 30 6四歩(63) *穴熊意思表示の▲9八香に首を振ってみせる鹿野。 31 9九玉(88) 32 5四歩(53) 33 8八銀(79) *ハッチを閉め、穴熊シェルター完成。 *中倉が席を離れた間、鹿野は何度か天を仰ぎ見た。 34 5五歩(54) *穴熊陣の金銀の連携が整う前に5筋から開戦。 35 同 歩(56) 36 同 銀(44) *やや慎重に考えてから気持ちの良い銀の進出。 37 2四歩(25) *ここで2筋の突き捨て。飛車を捌きやすくする手筋。 38 同 歩(23) *自信ありげな手つきで同歩。 39 3五歩(36) *▲3五歩に鹿野が身を乗り出して考えている。 40 5六歩打 41 6八銀(57) 42 4四飛(42) 43 2二歩打 *着手後、何か納得したかのように頷く鹿野。 44 4六歩(45) *桂馬より4筋突破の方が価値があると強気の攻め合い。 *△4七ととなるとと、△5七とや△5七歩成が猛烈に痛い。 45 同 歩(47) *手抜くと大変な事になるので一旦は素直に応じる。 46 同 飛(44) 47 3四歩(35) *飛車成を受けずに角をいじめる。後手の角筋が生きていると△6六銀などの手が生じる。 48 4九飛成(46) *角を見捨て飛車を成り込んだ。金取りになっている。穴熊陣ではあるが、金取りになっている。 49 7八金(69) *しかし手順に松尾流穴熊の形になった。 50 3九龍(49) *滑らせるような手つきで飛車取りに動く。 51 2七飛(28) *今度は飛車を追っても▲3七飛がある。桂馬の紐がつくため、タダでは取れない。後手としては何とか手を繋げたいところだが、角取り&桂馬取りになっている現状をなんとかしなくてはならない。 52 3四龍(39) *やや不本意であるが飛車が竜となって帰還。角だけは助ける。 53 2一歩成(22) *桂得へ。駒得は裏切らない。 54 6五歩(64) *攻め筋はここしかない。 55 8六角(77) *△6六歩や△6六銀を緩和する。局面さえ落ち着けば駒得&穴熊が生きる。 56 6六歩(65) 57 7七金(67) 58 4六銀(55) *飛車が追われると▲3七飛と回ることができない。先手の飛車がいなくなると、「と金」工場がスタートする。と金を作らなければ勝負にならない。 59 1一と(21) *悠々と香車ゲット。駒割は先手桂香得。 60 3八龍(34) *竜ふたたび。 61 5三歩打 *飛車取りは受けづらいので歩を叩く。△6二金には▲6五香などがある。 62 5一金(52) 63 6五香打 *それでも。 64 2七龍(38) *先手玉が見えないが飛車を取るしかない。 65 6一香成(65) 66 同 金(51) 67 6四角(86) 68 2九龍(27) *竜が良く動く。▲4六角なら△4九飛が詰めろ角取りになる。 69 7四桂打 *美濃囲いの急所▲7四桂で王手。この手から中倉は1分将棋。 70 9二玉(82) 71 5二歩成(53) *厳しい歩成。鹿野もこの手で持ち時間を使い果たし、1分将棋へ。 72 3九飛打 *残り5秒まで考え、先に詰めろ。 73 5九歩打 *底歩が堅い。 74 5七歩成(56) *歩を支える銀を攻撃。 75 6一と(52) 76 6八と(57) 77 8二金打 78 9三玉(92) 79 7二金(82) *詰めろの銀取り。 80 7四歩(73) *下駄を預けたが詰みが生じている。 81 8二角成(64) 82 8四玉(93) 83 8五銀打 *この手を見て鹿野が投了を告げた。 *終了時刻は11時27分。消費時間は中倉40分、鹿野40分。 *投了図以下、△同玉▲8六金△8四玉▲8五金打まで。 *中倉は船戸を破った成田弥穂アマと予選通過を巡って午後2時から対局する。 *鹿野は通過の望みをつなぐため、船戸二段と対局する。 *中倉の次の対局が成田アマであると告げると、両対局者とも「えっ」と驚いた表情を見せた。 84 投了 まで83手で先手の勝ち