# --- Kifu for Windows V6.32 棋譜ファイル --- 開始日時:2009/1/06 14:00 終了日時:2009/1/06 16:12 棋戦:第1期天河戦 持ち時間:0時間40分 消費時間:118▲40△40 場所:駒込サロン 手合割:平手   先手:大庭美樹初段 後手:藤田麻衣子1級 手数----指手-- *天河戦Dブロック2回戦、大庭美樹初段と藤田麻衣子1級の1敗同士の対局。 *1回戦で大庭は島井咲緒里初段に、藤田は北尾まどか初段にそれぞれ敗れた。 * *振り駒の結果、歩が4枚で大庭初段が先手となった。 *1月6日(火)14時に対局開始となる。 * *13時43分、大庭が駒袋を開け、両者とも大橋流で駒を並べた。 * *(棋譜・コメント入力=青龍) 1 7六歩(77) *比較的すぐ指された。 2 3四歩(33) *20秒ほど時間をおいて指された。 3 6六歩(67) *大庭は白のワイシャツに紺のブレザー。手元に紺と白のハンカチ。 4 8四歩(83) *藤田は紺のセーターにグレーのジャケット。対局直前にピンクの膝掛けを用意した。 5 7八銀(79) 6 6二銀(71) 7 6七銀(78) 8 5四歩(53) 9 4八銀(39) *振飛車かと思わせた変化球。 10 5二金(61) 11 4六歩(47) 12 3二銀(31) *ちょんと触ってから銀を上がった。相手の戦法の正体がわからないので柔軟な形。このままでも左美濃として戦える。 13 4七銀(48) 14 4二玉(51) 15 3六歩(37) 16 3一玉(42) 17 3七桂(29) *早めの桂上がり。右玉だろうか? 18 7四歩(73) *当たらず障らず歩を伸ばす。 19 7八金(69) 20 5三銀(62) 21 4八玉(59) 22 4四歩(43) 23 2九飛(28) *右玉の形。飛車は1段目を自由に動けるようにして戦う。 24 4三金(52) 25 5八金(49) *先手も金銀が連結した。 26 8五歩(84) 27 7七角(88) 28 1四歩(13) 29 1六歩(17) *ノータイム。 30 7五歩(74) *やや長考して仕掛けた。▲同歩なら△6四銀か△7二飛か。守りの薄い7筋を後手は攻める。 31 同 歩(76) *3分ほど考えて、首をかしげながら同歩と応じた。 32 6四銀(53) *するりと銀を上げた。 33 7四歩(75) *歩は取られるならいい位置でやられたい。△7五銀なら▲7三歩成△同桂▲7四歩がある。 34 7二飛(82) 35 9五角(77) *着手の前、一旦ためらいがあったが結局指された。 *△7四飛なら▲6二角成だが、△9四歩でどう指すのだろうか。 36 9四歩(93) 37 6八角(95) *手損となってしまったが角の位置を変えた。 38 7四飛(72) *すぐに歩を取り戻して駒割は五分。 * *ここまでの消費時間は大庭20分、藤田20分。 39 7九飛(29) *席を立っていた藤田が戻ってから指された。 *7筋の猛攻を飛車で受ける。 40 3三角(22) *△4二角を見せた。また、壁形を解消したのも大きい。 41 6五歩(66) *先手は手厚い中央を戦場にしたい。△同銀は歩得になるが銀が使いづらくなる。 42 同 銀(64) *先手からの攻め筋は乏しい。駒得は裏切らない。 43 6六歩打 *一瞬銀挟みの格好だが。 44 7六銀(65) *銀を素直にぶつける。 45 8八金(78) *△6七銀成には飛車を抜く狙い。 *思い通りではないのか、大庭は小さく首を振る。 * *消費時間は大庭28分、藤田28分。 46 7七歩打 *これぞ焦点の歩。桂金角飛の4つの利きがあるところへ歩を垂らす。どれで取るか悩ましい。 47 7六銀(67) *ひとまず銀を取った。 48 同 飛(74) 49 7七角(68) *角で取った。 50 2二玉(31) *▲8六角(!)△同歩▲7六飛で、飛車を素抜けるため安全に入城。 51 7八金(88) *金が戻ってきた。 52 7三桂(81) *駒を有効に使う。 53 9六歩(97) *ここで悠然と端歩を入れる。 *何気ないようでも▲9五歩△同歩▲9三歩〜▲8四銀などもあり得る。 54 4二角(33) *角を転換。ただし、先手の角の睨みがあるので注意。 55 3八玉(48) *悠然と戦場から離れる玉寄り。 *他3局が終盤の佳境であるが、本局はまだ中盤。 56 8六歩(85) *色々含みのある突き捨て。 57 4八金(58) *じっと金を近づける。 58 7四飛(76) *この手の考慮中に藤田は1分将棋となった。 59 8六歩(87) 60 8五歩打 *最後の1歩で継ぎ歩。▲同歩△同桂となると後手が指しやすいだろう。 61 7五歩打 *この手を考慮中に大庭も1分将棋へ。残り10秒、やや慌てた手つきで着手。 62 同 角(42) 63 6七金(78) *首を傾げながら残り5秒で着手。 64 8六角(75) 65 8三銀打 *飛車を追う。単純だが逃げづらい。△8四飛だと▲8六角△同歩▲7三飛成がある。 66 7八歩打 67 同 飛(79) 68 7七角成(86) 69 同 金(67) 70 8四飛(74) *角交換して飛車筋を止めてから飛車を逃げる。これであれば▲7三飛成がない。 71 6七金(77) 72 8三飛(84) *銀を数度手でちょんちょんと触ってから取った。 73 8四歩打 *とにかく飛車を動かす。△9三飛なら▲8二角だろうか。 74 9三飛(83) 75 7一角打 76 3五歩(34) *飛車は受からないので玉頭戦に持ち込む。玉形の堅さでは後手に分がある。 77 同 歩(36) *△3六歩▲同銀△6九角の筋がある。 78 3六歩打 79 2五桂(37) *跳ねて逃げた。が、3筋に拠点ができたのが大きい。 80 3七銀打 81 同 金(48) 82 4九銀打 83 4八玉(38) *銀を取ると▲3七歩成が猛烈に厳しい。仕方なく逃げる。 84 3七歩成(36) *ここで成り込む。 85 同 玉(48) 86 3三桂(21) *桂を跳ねてみる。しかし、▲同桂△同銀or同金▲3四桂は危ない形になるが・・・。 87 同 桂成(25) 88 同 銀(32) 89 9三角成(71) 90 5九角打 *角を取らずに打ち込んだ。 91 2八玉(37) 92 9三香(91) 93 7二飛打 94 3二金(41) *一度、駒台の金を手に持ったが、盤上の金を上がって王手を受けた。 95 2五桂打 96 3七金打 97 1八玉(28) 98 2六桂打 99 同 歩(27) 100 2七角打 *王手王手で迫る。 101 1七玉(18) 102 3八銀成(49) *△1六角成からの詰めろ。 103 同 飛(78) *ここを受けさえすれば勝機は訪れる。受けに良く利いていた飛車を切る。 104 同 金(37) 105 同 銀(47) *この局面で後手玉が詰めろかどうか。詰まなければ△同角成が分かりやすい。 106 同 角成(27) 107 1三銀打 108 同 香(11) 109 1二金打 110 3一玉(22) 111 7一飛成(72) *慌てて飛車を成った。 112 4一銀打 *すぐに銀で合駒。 113 2一金(12) 114 同 玉(31) 115 4一龍(71) 116 3一金打 117 1三桂(25) 118 2二玉(21) *ここで大庭は投了を告げた。 *先手玉は受けても一手一手、後手玉に詰みはない。 * *終了時刻は16時12分。消費時間は大庭40分、藤田40分。 * *大庭は2敗で予選敗退が決定、藤田は1勝1敗となり17時からの最終戦に臨む。 * *最終盤で、後手玉は109手目▲3三桂成から即詰みがあったようだ。 * *大庭「▲9五角と出て変になってしまった」 *藤田「7筋の攻防が消極的で作戦失敗になった感じがした」