# --- Kifu for Windows V6.40 棋譜ファイル --- 開始日時:2011/11/29 10:00 棋戦:第4期天河戦1回戦 持ち時間:0時間40分 消費時間:73▲40△40 場所:芝浦サロン 手合割:平手   先手:中倉彰子初段 後手:島井咲緒里初段 手数----指手-- *第4期天河戦開幕の一番は、中倉彰子初段と島井咲緒里初段が対戦する。 *振り駒の結果「歩」が3枚出て中倉初段の先手と決まった。 * *(棋譜・コメント入力=青葉) 1 7六歩(77) 2 3四歩(33) 3 2六歩(27) 4 4二飛(82) *島井、得意の四間飛車に。 5 4八銀(39) 6 6二玉(51) 7 6八玉(59) 8 8八角成(22) *積極的に角を換えてゆくのが現代振り飛車。 9 同 銀(79) 10 7二玉(62) 11 7七銀(88) *居飛車は玉をどう囲うか、構想が問われる。 12 2二銀(31) 13 7八玉(68) 14 8二玉(72) *ここまでの消費時間は中倉8分、島井1分。 15 8八玉(78) 16 3三銀(22) 17 7八金(69) *矢倉に囲う。 18 9二香(91) *角交換型の振り飛車穴熊。 19 2五歩(26) 20 9一玉(82) 21 4六歩(47) 22 8二銀(71) 23 4七銀(48) 24 2二飛(42) *向かい飛車に。 25 5六銀(47) *中倉、腰掛銀。互いに角を手持ちにしているので、打ち込みに備えて、玉から遠い金はできるだけ一段目から動かさない、という方針もある。 26 5二金(41) 27 5八金(49) 28 6二金(52) *固めてから強く攻めかかるのが島井流。 29 6八金(58) *中倉も穴熊に組む含みが残されている。 30 7四歩(73) *相手陣にプレッシャーをかけるとともに、自陣に柔軟性を持たせる歩突き。 31 6六歩(67) 32 7一金(61) 33 6五歩(66) *6筋の位を取る。 34 7三金(62) *島井、少考で金を上がる。 35 4五銀(56) *中倉、ノータイムで銀を出る。どこかに角を据えて、角銀のコンビネーションで攻める構想か。△4四歩は▲5六銀と引いておいて、4三の地点にスキができる。 36 7二飛(22) *なんとも島井らしい手。7筋から襲いかかろうということか。2三、4三、5三と、3枚の歩が浮いていて、自陣にスキが多いのは承知の上。 *中倉はじっと考え続けている。 *ここまでの消費時間は、中倉25分、島井19分。 37 2四歩(25) *残り時間が10分を切ってすぐに、中倉の手が動く。開戦は歩の突き捨てから。 38 同 歩(23) 39 2三角打 *できた空間に角を打ち込む。狙いは▲4一角成と▲3四銀。 40 4七角打 *島井も角を打ち込んで反撃。▲5六銀ならば△1四角成か。 41 5六銀(45) *銀を引いて固めつつ、△6五角成を防ぐ。代わりに▲4一角成△6五角成▲3一馬という順も考えられたか。 42 1四角成(47) 43 同 角成(23) 44 同 歩(13) *このやり取りは、どちらが得をしたのか。 45 3六歩(37) *すぐに攻める手はないと見て、じっと前進。 46 2二飛(72) *島井、このあたりの指し回しは、経験の豊富さをうかがわせる。 47 3七桂(29) *活用。桂を攻めに使えるメリットと、スキが生じるデメリットがある。 48 4四銀(33) *駒は中央に。5三の地点にも利かせて、▲3一角の打ち込みには△3二飛で大丈夫。 *ここまでの消費時間は中倉37分、島井33分。 49 5一角打 *中倉、はっしと角を打ち込む。▲2四飛や▲2四角成を見せつつ、▲7三角成と切る覚悟も秘めている。 50 3五歩(34) *桂頭は常に狙い目。 *中倉、40分の持ち時間を使い切って、ここから一手60秒以内。 *島井は残り4分。 51 6四歩(65) *突き捨てを入れる。6筋の歩が切れれば、自陣、敵陣、いずれかに有効な歩を打てそうだ。 52 同 歩(63) *島井、ノータイムで応じる。 53 3五歩(36) *手を戻して、島井の動きを待つ。 54 3六歩打 *当然ながら大きな一手。 55 4五桂(37) 56 3七角打 *島井も持ち時間を使い切って、ここから一分将棋。△3七歩成と比較検討して、角打ちを選んだ。▲2九飛ならば△4六角成で手厚い。 57 2四飛(28) *勝負。 58 同 飛(22) 59 同 角成(51) *一時的に馬がそっぽだが、▲5一馬と入ればかなりの迫力。 60 4六角成(37) *島井玉は遠くて堅い。 61 5一馬(24) *▲6二歩や▲7三馬を見せる。 62 4五銀(44) *この瞬間は、島井の桂得。▲4五同銀△同馬と進めば、馬が攻防に利く位置。 63 4一飛打 *先に飛を打ち込んだのは中倉。次に▲7三馬△同桂▲7二金という順も見える。 64 7二金(73) *落ち着いて応対。 65 2一飛成(41) *これで駒の損得はなし。手番は島井。 66 5六銀(45) *ここからしばらくは、島井の攻めが続きそうだ。 67 同 歩(57) 68 3八飛打 *この飛打ちは厳しい。 69 7三桂打 *乾坤一擲の勝負手だが。 70 6六桂打 *島井、厳しく迫る。▲6六同銀は△6八馬▲同金△同飛成で後手勝ち。 71 8一桂成(73) 72 同 金(71) *島井の穴熊は依然堅い。 73 6九銀打 74 7八桂成(66) *島井勝勢。 75 同 金(68) 76 7九銀打 *中倉は王手を見て、「負けました」と告げた。投了図以下は▲9八玉△7八飛成▲同銀△8八金以下、先手玉は即詰みとなる。 *終了時刻は11時42分。消費時間は両者ともに40分。 *島井は14時からの2回戦で、石橋幸緒四段と対戦する。 77 投了 まで76手で後手の勝ち